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Tokyo Otaku Mode Inc.小高 奈皇光さんの学生時代から現在のキャリアをインタビュー

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TokyoOtakuMode 小高奈皇光

慶応大学卒業後、2000年メリルリンチ投資銀行部に入社。電通グローバルIPOやソニーの大型転換社債(2,500億円)、大成火災(現損保ジャパンへ統合)の会社更生計画など多数のファイナンス及びM&Aに携わる。
その後株式会社ガイアックスの執行役CFO・管理本部長に就任。自社株TOBなど資本政策の他、M&A・人事・経営企画など多岐の業務に携わる。また海外担当として、フィリピン及びシンガポールの子会社設立を先導。2011年には厚生労働省「両立支援ベストプラクティス推進事業」委員に選出。
2012年にTokyo Otaku Mode Inc.共同創業者として米国500 Startupsのプログラムに参加、デモデーのプレゼンテーターを務める。

現在のキャリアについて

現在の事業や業務内容について教えてください

Tokyo Otaku Mode

Tokyo Otaku Mode Inc.にてCFOを務めています。また、共同創業者でもあります。
もともとは、日本のアニメや漫画、ゲームの情報を発信するFacebook上のメディアとしてスタートし、その後自社サイトを作りました。ビジネスモデルは、越境eコマースです。Facebookで集まった世界中の方々に、自社プラットフォーム(Tokyo Otaku Mode Premium Shop)で物を買っていただくというものです。世界中に日本のPopカルチャーのグッズを、国を超えて販売しています。

大学卒業後の経歴は?

私は、結構異質な経歴で、もともとは金融機関の証券会社にいました。メリルリンチというアメリカの証券会社に入り、会社の買収や、上場の手伝いなどをしていて、そこに5、6年いました。その後は、ずっとインターネット業界にいます。インターネット業界には10年以上いて、今のTokyo Otaku Modeの前はガイアックスという企業でCFOをしていました。

 なぜ今の職業を選択されたんですか?

Tokyo Otaku Modeが法人化する前から関わっていたのがきっかけです。

当初法人化する前に、Facebook上でページを作って、色々な投稿をしていました。すると、2、300万人くらいファンの方が集まり、これはすごいぞ、なにかこれでできるんじゃないかと思いました。ちょうどその時に、アメリカの個人投資家の方が、このサービスに興味があると言ってくれました。そこで、私と亀井(現Tokyo Otaku Mode CEO)の二人で、アメリカへ出張し、その個人投資家を口説きにいきました。スタバのようなカフェでミーティングをして、「うちのサービスはこれからこんなに伸びるからぜひ投資してほしい」と言ったら、本当に投資してもらうことになりました。その時は、本当ですか?!まだ会社作ってないんですけど・・という状況でした。当初は余暇の時間に参加していたプロジェクトだったのですが、投資もいただいたため、2012年に法人化し、その後正式ジョインしました。

質問の答えとしては、このサービスが好きで、非常に可能性を感じたということになります。

学生時代について

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どんな科目を専攻されていましたか?

専攻は、総合政策学部を専攻していました。総合政策学部の趣旨は、総合的にいろんな学問を俯瞰して、広く深く知り、その上で本当の政策を出すというものです。例えば、経営だけまたは法律だけ勉強しても、その専門家にはなれますが、経営と法律、2つのバランスをとるためには、一段上からみて考えないと分からないじゃないですか。そういうところを全部、俯瞰的に勉強して、総合的な案が出せるような人材の輩出を目的とした学部でした。なので、幅広い授業が取れるんです。私は金融もとりましたし、なぜかプログラミングもとりましたし、すごく自由で、総合的にあらゆる学問を学び納めました。

 どんなサークル・課外活動をしていましたか?

サークルは、アイセックというサークルに1年間所属していました。企業にインターンシップ生を派遣をする団体です。世界中のアイセックのメンバーが集まって国際会議も行っていました。1年間運営をやったあと、自分もインターンシップをすることになりました。2年生から卒業までずっと企業で仕事をしていました。

 どんなバイトやインターンをしていましたか?

インターンは2つやっていました。1つはパルテックという半導体の商社です。半導体の知識はゼロでしたがチャレンジしました。もう1つは、野村証券のRIという情報通信コンサルティングをやっていました。そもそもは、私は文系でした。しかし、文系として1年勉強してみて、実際のビジネスの世界ではあまり意味がないと感じたんです。ビジネスを学ぶなら、社会に出て、前線でビジネススキルを学んだり、OJTで実際にやったほうが、100倍ためになるのではないかと考えました。なので、どんどんいろいろな現場へ行きました。その現場も知識があるないに関係なく、いろんなことに挑戦させてくれるところへ行きました。

学生時代にやっていて良かったと感じること・惜しいと感じることはなんですか?

やっていて良かったなと思うことは、圧倒的にインターンシップです。今考えるとすごいことだと思うのですが、19歳なのにパルテックの代表として、よく海外出張に行かせてもらっていたんです(笑)取引先の社会人の人たちを10人くらい連れていくツアーで、コムデックスホールというアメリカ西海岸の展示会にお連れし、ご案内する仕事でした。当時、出張期間は1週間くらいでしたが、大学では学べない、とても気付きの多い経験でした。

学生時代において、特に大事だと思うことは、リスクを恐れないことです。学生の間はリスクがありません。社会人1、2年目もそうですが、間違えても絶対に許されます。なぜなら、できなくて当然だからです。誰もわからないということが明らかなので、学生時代は、リスクをとらないことがリスクになってしまいます。また、リスクを恐れず何かに全力で取り組むことが必要だと思います。別に、学問や、就活でなく自分の好きな遊びでも構いません。何かをフルスイングでとにかく一生懸命行うことが大事だと思います。何をやっても許される時期は、人生の中で数年くらいしかないと思うので、全力で挑戦した方がいいと思います。

就職活動について

就活中の取り組み方について教えてください

就活において、マニュアル本は絶対読みませんでした。読もうという発想もありませんでした(笑)面接はこうしなさいとか、マニュアル化するのは絶対やめた方がいいと思っています。前の会社で人事をしていた経験があるので、何百人と面接していると、ああ本を読んできているんだなと最初の2分くらいでわかってしまうんですよね。なので、マニュアル本は読まずに挑んで欲しいです。なんならスーツも本当は着なくてもいいと思っていますが、さすがにまだ日本の社会だとそれは攻めすぎだと見なされるので難しいですね。

私は就活の時に、特にやりたいことがありませんでした。ひたすら仕事をして、もっともっと自分を鍛えたいという気持ちだけがありました。自分のやりたいことが、はっきりと見つかっている人は、やりたいことをすればいいです。しかし、ほとんどは、やりたいことなんて見つかってない人だと思います。そういう時には、いかに自分を成長させてくれるかという尺度、角度の高いところに行った方がいいと思います。

なので、私は会社を選ぶときに、いかに激しく自分を苛め抜いてくれる会社かという基準で選びました。その基準で行くと、当時外資系投資銀行が一番厳しい環境でした。2年でクビになるという噂もあり、最高じゃないか と思いました(笑)生き残る力をつけてくれそうなところでいくと、米系の外資系の投資銀行で、メルリンチから最初のオファーをもらいました。もうここだと決意し、就活は終わりました。

就活中にやっていて良かったと感じること・惜しいと感じることはなんですか?

良かったと感じることは、よく思考するということですね。惰性で挑んでも面接は多分落ちると思います。就活の本を読んでも、パターン認識をするだけなので、あまり思考しません。むしろちょっと間違うとすぐに焦ってしまいます。なぜ仕事をしたいのか、何年間の間にどういう力をつけたいのか、なぜそう思うのかと思考することが大切です。それらを考えておくと、どんな方向で質問が来ても答えに困ることはないように思います。

さらに思考について言うと、今の就活での面接だと、知識はほとんど求められていないと思います。論理性やコミュニケーション能力など、本質的でベーシックな人間の力、普段から常に考えてるかどうかなど、正解のない力を見る方が多いのでは。ですので、例えばコミュニケーション能力って具体的にはなんだろうと深掘りして考えていくことをお勧めします。正解のない力こそ、どれだけ自分なりに考えたかで差がつくのではないでしょうか。

個人的にはやりきったと思っているので、やっておけばよかった、惜しいと感じることは一切ないです(笑)

おまけ
・よく利用していた大学の施設:学食ですかね(笑)具は何もないんですが、1杯ラーメン190円だったのでずっとそこでご飯食べていました。

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