Browse By

株式会社ジェナの手塚康夫さんに学生時代から現在のキャリアまでをインタビュー

LINEで送る
Pocket

keionavieyecatch_手塚様

現在のキャリアについて

現在の事業や業務内容について教えてください

スクリーンショット 2016-06-24 1.46.53 株式会社ジェナ

弊社は、2006年に設立し、今年で11年目になりました。事業内容は、もともとは携帯電話をビジネスで活用するという、モバイルサービスの提供をしていました。

そして、2009年ごろから、スマートフォン、タブレットのアプリ開発に特化した事業を営んでおります。現在でも100社以上、600以上のアプリを企業向けに開発してきたので、国内で最も多くの企業向けスマートフォン・タブレット用アプリを作っている会社だと自負しています。

最近は、例えばソフトバンクさんが作られているPeper、IBMさんのWatsonなどの、人工知能のロボットアプリ開発も行っています。他にも、すべてのモノがインターネットとつながるというIoT(Internet of Things)のアプリ開発など、新しい領域の事業を開始しています。

大学卒業後の経歴は?

在学中からモバイルコンテンツを作るベンチャー企業で経験を積んでいました。友人が起業していたBtoCのモバイルコンテンツを作る企業で、大学2年次からそこへ参加しました。

卒業時にその企業を辞め、次に何をしようかなと思った時に、BtoBのモバイルソフトウェアを作るベンチャー企業に誘われ、就職しました。その後、2006年にジェナという会社を設立しました。

何故起業したかというと、私は20歳の時に真剣に人生設計を考えるようになりました。そこで、25歳の時に起業し、30歳で業界ナンバーワンになって、35歳でIPOなど事業で成果をあげて、40歳で引退しようと考えました。40歳で引退して若い人材を育成するような立場に回りたいなというプランもあって、そのプランに従って、25歳で起業しました。

なぜ今の職業を選択されたのですか?

もともと新しい物が好きで、特に携帯に興味がありました。1社目に働いた会社を着メロというコンテンツを作るところにしたのも、その時から新しいもの好き、携帯好きで、もともと興味があったからです。

法人向けということに対しては、何か世の中を良くしたい、世の中に貢献したいという思いがあって、自分のバックグラウンドや経験が生かせる分野で世の中に貢献したいと思っていました。私の言う貢献とは、具体的に仕事をする時に、単純にその業務を効率化するだけではありません。どうやったら楽しく仕事ができるのか、それを実現するためにはどういったソフトウェアが必要なのか、そういったところをサポートしていくことだと考えています。ソフトウェアを作る上では単純に効率的であるということはもちろん重要ですが、それを本当に使いたいと感じていただくことも重要です。そのため私にはデザインやインターフェイスの作り方などをしっかりと踏まえた上で、サービスを提供し、仕事をしやすくし、楽しくし、世の中を良くしていきたいという思想がありました。

コンシューマー向けのサービスというのは、実際に人の目に触れる機会が多く、利用者数も多い上に、非常にトレンドの移り変わりが早いものだと考えています。例えば、エンターテイメント系などのサービスは、5年〜10年も1つのコンテンツが続くかというと難しいと思います。10年サービスを続けるためには常に変化し、その価値を高め続けないといけないと思います。

しかし、ビジネス向けのサービスに関しては、積み重ねの世界だと思っています。流行り廃りなどではなく、いかに便利さや効率などの使いやすさを積み重ねていくか。積み重ねていった先に、新しいテクノロジーや新しいデバイスがでてくれば、いかにそれにスムーズに移行していくか、といったような世界だと考えています。ですので、ビジネス向けのサービスは、どちらかというと常に最適解を求めていく世界です。その最適解は積み重ねをベースにしているものなので、BtoBは非常に永続性があるのではないかと思っています。そういったトレンドに影響されないというのが1つの強みだと考えています。

なので、地味ではありますが、弊社は縁の下の力持ちのようなポジションで、世の中の仕事を便利にするために、残業が無くなり仕事や人生を楽しくしたり、業績を上げるお手伝いをするなど、スマートフォン・タブレットを使って、間接的に貢献し続けたいと考えています。

学生時代について

20160624_3964

どんな科目を専攻されていましたか?

環境情報学部 環境情報学科にいました。

主に専攻していたのは、主に語学とビジネスとコンピューティングです。それらは、やはり現在でも非常に役に立っています。SFC(慶應大学湘南藤沢キャンパス)は先端の情報が集まる場所であり、良い先生たちも集まる場所でした。ビジネス、コンピューター、語学を学ぶというのは今のお仕事をする上でも、学んだことが生きていると感じています。

どんなサークル・課外活動をしていましたか?

仕事をしていたので、全くしていませんでした。

先ほど話したように、ベンチャーで、モバイルの着信メロディーいわゆる着メロのサイトを企画や運営する会社で働いていました。コンシューマー向けのモバイルコンテンツの会社でした。

1年生の頃も、語学勉強と称しアメリカのサンフランシスコに旅に出たりしていたので、あんまり参加はしていませんでした。

サークルも入ってはいましたが、仕事の方が忙しく、やめてしまいました。

どんなバイトやインターンをしていましたか?

比較的高校生の頃から色々なバイトをするのが好きでした。高校生の頃はファーストフード店やコンビニエンスストアの店員、英会話スクールのティッシュ配りをしていました(笑)

大学生になってからは、予備校のチューターや家庭教師をしていました。

インターンは行っていません。その頃は、もうベンチャーで実際に仕事をしていたので、インターンというよりは実践という感じでした。

学生時代にやっていてよかったこと

長期の海外旅行など社会人になったらあまりできないことを経験したということ。社会に出る準備として組織の中で働き、責任のある仕事をしたということです。

学生時代は、比較的時間が自由にあるので、海外に長期間旅に出たことは良い経験になったなと思っています。あとは、学生時代にアルバイトでもなんでも良いので、組織の中に入って働くということ。ある一定のチームワークが必要とされて、あまり大きくなくても責任がある仕事をやっていたことが良かったです。実際に社会に出てからわかると思いますが、実戦の有無によって実際の働きに違いが出ます。

あと自分の頭で覚える知識だけではなく、海外の文化が直接学べる体験をしていたことも良かったなと思います。

具体的には、先ほども話したようにアメリカのサンフランシスコに行ったこともよかったです。最初の3ヶ月ほどは現地の語学学校に通いましたが、一番安いところを選んだので、すごく治安が悪かったです。でもそれも良い経験でした。そして3ヶ月を終えて、いろいろな州を旅して回りました。その間は、大学は勝手にお休みしていました(笑)

学生時代にやっておけばよかったこと

青春を謳歌するためにも、もっと遊んでおけば良かったなと思います。もちろん旅に出るなどは良かったのですが、2年次からベンチャーの仕事をずっとしていたので、大学生ならではの楽しいサークル活動や飲み会などを経験しておけばよかったなと思います。

遊ぶことによって、いろんな人とコミュニケーションしながら人の輪が広がっていきます。小中高のころは、決まったクラス内の狭いコミュニティーの中で生きていると思いますが、大学にいくと一気に交流する人の数が増えます。一気にコミュニケーションを取る機会が増えると思うので、色々な人たちとコミュニケーションを取ることは財産になります。BtoBになると人のつながりが非常に重要だったりするので、学生時代に多くの人とコミュニケーションを取るのは、人脈作りのトレーニングになると思います。その人脈が10年後20年後になっても、維持できていれば自分の糧にもなると思うので、もっと様々な人とコミュニケーションをとっていれば良かったなと思います。

就職活動について

就活中の取り組み方について教えてください

就職活動は、ほとんどしていません。

少しだけ就活とはどういうものかというのを、知るためにしてみたことはあります。当時5社ほど、外資系のコンサルティング会社や金融機関を中心に受けていました。しかし、やってみて改めて、自分は大企業に向いていないということを実感しました。

理由は、面白さより真面目さを追求する部分や、ルールや規則を求められているところが合わないなと思いました。みんながリクルートスーツで黒髪でバシッと決めている中、私1人だけ茶髪で不真面目な格好、みんなすごいなと思いました(笑)

就活中にやっていて良かったと感じること・惜しいと感じることはなんですか?

採用の立場からいうと、就職活動はお見合いのようなもので、一緒に働きたい人、会社に貢献してくれる人を探す場所だと思っています。例えば自分の能力が活きる、自分の能力を活かしてくれる、貢献できる会社とのマッチングだと思うので、変に頑張って何度も何度も練習して就活本に載っているような決まりきったことをいうより、やっぱり自分をしっかりさらけだして、お互いがお互いを欲してくれる状態が望ましいと思います。企業側からすれば、この人と仕事をしたいと思ってもらえるか、働く側としては、いかにこの会社は働きやすいか5年後10年後自分の思い描く成長ができるかなどのマッチングだと思うので、あまり深く考える必要はないと思います。

会社は我慢するところではないと思うし、人生の起きて生活している時間の半分はお仕事なので、楽しくないことをやるのは望ましくありません。楽しそう、面白そう、自分が働きやすそう、というのをしっかり考えると良いです。面接を受けるときも、自分をさらけだして受けるのが良いと思います。自分にはっきりした目標がある場合はその目的を最短で叶えられるようなアクションをする必要がありますが、そうでない場合は深く考えず自分を飾らずに、ありのままの自分で受けるのが良いのかなと思います。

あと1つは、好きなことをやるということです。好きなことをやり続けるのと嫌なことをやり続けるのでは、全然パフォーマンスも成果も違ってきます。嫌いなことやどうでもいいことをやるより、好きなことをやるほうが圧倒的に結果は出やすいです。好きなことを見つけるには、好きなことが見つかるまで色々な分野のことをやり続けるのが大事だと思います。その時々で人の好きなことや興味のあることは変わってくると思うので、あまり深く考えずに直感に従ったほうが良いでしょう。

 

おまけ
・大学付近の行きつけのお店:近所のスタバや居酒屋にはよく行っていましたが、特定の場所というよりは色々なところに行っていました。

LINEでOB・OG情報をGET♪

LINEで送る
Pocket