株式会社ウエディングパークの内田開己さんに学生時代から現在のキャリアまでをインタビュー
内田 開己
慶応義塾大学商学部卒業後、2012年に(株)ウエディングパークへ第1期生として入社。半期に一度開催される全社総会にて、2013年に新人賞を受賞、同年仙台営業所長就任。2014年にベストリーダー賞受賞、同年首都圏第一グループ兼任。2015年にMVP賞を受賞。現在は、首都圏のリーダーとして、チームメンバーを取りまとめている。
現在のキャリアについて
御社の事業と内田さんの業務内容について教えてください
2013年4月に仙台営業所長に任命されました。さらにその半年後、首都圏第1グループのリーダーを兼任し、現在は首都圏第1グループリーダーとしてチームメンバーを取りまとめています。
業務内容としては、テレアポした後にクライアントに広告提案をしています。
大学卒業後の経歴を教えてください
卒業後は、ずっと弊社で働いています。2012年4月に入社しました。そしてちょうどその1年後、2013年4月に仙台営業所長に専任されました。さらにその半年後、首都圏第1グループのリーダーも兼任することになり、現在に至ります。
なぜ今の職業を選択されましたか?
成長性のあるインターネット業界で、かつ経営に携わりたいと考え就活しておりました。
また、ブライダル業界でアルバイトをしていた経験から、ブライダルには興味がありました。しかし、ブライダル業界に絞ってしまうと視野が狭くなると考え、インターネット業界など、様々な視点から企業を調べていました。そんな中、インターネット業界の中でも、ブライダル企業の広告を多く取り扱うメディアである弊社と出会い、採用試験を受けることにしました。
入社の決め手としては、普通の就職活動では実際に働いてる社員の方の顔が見れなかったのですが、弊社は当時社員も30人ほどの小さなオフィスだったので、活き活きと働いている社員の方や熱い経営者の方に直接会って話すことができ、ここなら全力でできると思ったので決めました。
学生時代について
所属されていた学部と学科を教えてください
商学部商学科です。企業金融を学べる金子隆(かねこたかし)ゼミに所属していました
その学部と学科ではどのようなことを学ばれていましたか?
財務、法律、経済学などを学んでいました。その知識は現在の仕事にも活きていて、経営陣と話をする際に、話の内容がスムーズに理解できます。例えば、今の会社の財務書や取引企業の決算を見て、ここはどうなんだろうという見方ができ、学生の頃身につけた知識が経営陣との会話に非常に役立っています。
どんなサークル・課外活動をしていましたか?
中学生のときからバレーボールをしていたので、大学でも100名規模の大学公認のバレーボールサークルに所属していました。飲み会もあり、試合前はしっかり練習できる環境で楽しいサークルでした。
どんなバイトやインターンをしていましたか?
1年次から、赤坂のレストラン兼結婚式場で4年間バイトをしていました。配膳の仕事から始まり、2年次の後半からは音響・照明も任せてもらえるようになり、とても充実していました。
また、スターバックスでもバイトしていました。とてもフラットな企業で、”社長社員バイトみんなパートナー”という考え方をもっており、そんな理念に共感していました。上司、後輩関係なく、「〜さん」「こんにちは」と言い合うカルチャーで、怒られても自分が悪いと素直に受け止め改善しようと思えるような教育がしっかりしていました。「一生懸命やれば褒めてもらえる、働くって楽しい」そう思える環境でした。
インターンは、IT系の1dayインターンに1、2回参加しました。1つは、ワークスアプリケーションズという会社で、研修した後グループワークして優勝を争うといったものでした。
学生時代にやっていて良かったと感じること
”チームで1つのことに取り組んで結果を出す” という経験はやっていて良かったです。例えば、サークルでは”試合で勝ちたい!”、合宿でも”前回より盛り上げたいね!”というように一致団結したことや、ゼミでは”グループ研究でビリになりたくないから頑張ろう!”というように、時間をかけてみんなで何かを創りあげるということが、今のチームワークに生きています。
学生時代にやっておけば良かったと感じること
自分から挑戦する環境にもっと飛びこめばよかったなと思います。インターンなど、普段とは違った環境で、色んな大人に指摘してもらえる場に行くべきだったと思います。
今の大学生に戻れるとしたらどんなことをされていますか?
もっと真面目に勉強します(笑)。他には、視野を広げ、深めるためにも、衝突を恐れずに、いい仲間たちともっと尖って競争するべきであったなと今は思います。
就活について
就活中の取り組み方について教えてください
リクナビなどの媒体より、OB・OG訪問で生の声を聞いていました。理念とビジョンを重視しており、説明会のあとに実際どうですか?と直接質問しにいき、ギャップがあるかどうかを確認していました。
業界的にはITベンチャーを中心に、ネームバリューはないが、人が強いところを見ていました。というのも、姉から教わった言葉に故事成語の「鶏口となるも、牛後となることなかれ」というのがあり、「にわとりの口(先頭)に立つのはいいが、牛の後ろに立つな」つまり”大きい集団の後ろに立つくらいなら、小さくて弱くてもいいからトップに立て”という意味です。私自身も前に行ける環境のほうが頑張れるのでは、と考えています。なので今後は経営の最前線に立って頑張りたいです。
就活中にやっていて良かったと感じること
OB・OG訪問で生の声を聞いてたことです。20社ほどの企業を訪問をしました。
就活中にやっておけば良かったと感じること
やはりもっとOB・OG訪問をたくさんし、視野を広げておけばよかったなと思います。様々な人の話を聞くことで知識も増え、自己分析にもなりますし、考え方もより良くなっていたかもしれないなと思います。
今の就活生へのメッセージ
周りや同期ばかりを見過ぎず、自分の未来と、先輩達の声を照らし合わせて、何がいいのかを考え、納得のいく就活をしてください。しかし、直感も大切です。浪人生の時の経験から、直感を裏切った時が1番遠回りして失敗したなと実感しています。”これじゃない?”と思ったことをバッとやったことのほうが結果がでました。直感は馬鹿にできないなと思います。